あらすじ
週5日のフルタイムで働いていた麦巻さとこ(38歳)は、一生付き合わなければいけない病気を患い、体調を崩しやすくなる。週4日のパートでしか働けなくなり、収入が減少し、家賃を抑えるため団地に引っ越す。隣に住む大家の鈴さんと、その息子だという司に薬膳を教わりながら、団地で暮らし始める。
目次
麦巻さとこの病気とは
麦巻さとこは膠原病(こうげんびょう)を患っています。
膠原病とは
本来、自分の体をウイルスや細菌から守る免疫が異常を起こし、自分の体を攻撃し、体のあちこちに炎症が起こる病気の総称。
ひらコラーゲン(繊維状タンパク質)の日本語訳が「膠原」なんだそうです。
膠原病は原因不明で、完治が難しい難病とされています。
作者の水凪トリさんご自身も膠原病を患っており、その経験が作品にも反映されているそうです。
麦巻さとこと薬膳との出会い
薬膳とは
食べ物で体の調子を整える、東洋医学的な食事法。
「薬膳」と聞くと難しそうに感じますが、「体が冷えているから温かい食材を食べる」といった、シンプルな考え方から取り入れたらいいそうです。
作者の水凪トリさんご自身の薬膳の実体験ももとになっているそうです。
水凪トリさんのインスタグラムでも薬膳を取り入れた食事を公開されているので、気になる方はチェックしてみてください。
共感できるところが多い作品
団地の人たちや、新しい会社の人たちとの交流を通して、自分の体と向き合いながら日々を過ごす麦巻さん。
自分の言動に落ち込んだり、家に帰ってから、一人で反芻して心配になったりする。
そんな繊細な心の動きが、リアルに描かれています。
自分にあった働き方やペース、生き方をそれぞれが見つけて、自分を大切にして一歩一歩過ごせばいい、そう思わせてくれる作品です。
こんな人におすすめ
- 自分の生き方に悩んでいる人
- 自分の体調に悩みがある人
- 薬膳に興味がある人








