2026年マンガ大賞を受賞され、気になったので読みました!
本に囲まれた生活は憧れるけど、良いことばかりでなく色々起こる。
本好きな方におすすめの作品です!
脱サラして古本屋「十月堂」を営む青年とそこに訪れる人たち。本好きの常連さんから不要な本を捨てに来る人。人と本との出会いを描く。
- 作者:児島青(こじまあお)
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 出版社:KADOKAWA
- 掲載誌:ハルタ
- 既刊数: 1~3巻(2026年4月時点)
- 受賞歴:マンガ大賞2026 大賞など
ネタバレ含む感想です!
紙の本ってすごくいい
紙の本っていいですよね〜。好きです〜。
残念ながら家が狭いので電子書籍ばかり買ってますが、大豪邸なら紙の本を並べたい!
そんな私は、「1巻 第4話 201号室入居者あり」のジョージさんに近い。
1巻 第4話 201号室入居者あり
本に囲まれた秘密基地を作るのが夢だったジョージさんは、叔父の残したマンションの一室に本に囲まれた部屋を作る。
ジョージさんは、本棚に並んだ背表紙を見るだけでワクワクする。
でも、本を読めないタイプの本好き。
めっちゃ気持ち分かる…!
本に囲まれた秘密基地最高やし、難しい本は中々読めない。
でも、本が好き。
私は最近、「成瀬は天下を取りに行く」と「人間失格」を読みました。![]()
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成瀬は天下を取りに行くはスラスラ読めて、めちゃめちゃ面白い。
特に滋賀にゆかりのある方には爆笑なのでぜひ!
人間失格は、スラスラは読めませんでした…でも本が好き。
これで本好きと言っていいのかって感じですけど、ジョージさん見て、いやいいんだな!って思いました。
本屋さん、図書館、古本屋、本に囲まれた場所はなんだか落ち着く。
本っていいですよね。
なので、「1巻 第6話 さよなら、青木まり子」は、本当に胸が痛みました。
1巻 第6話 さよなら、青木まり子
お店を閉店する予定の古本屋「岡書房」の店主は、よく来る美大生に値段をまけたり、本をあげたりする。しかし、美大生は本を作品づくりに使う。
古本屋「岡書房」の店主は、美大生が本好きだと思ったから、値段をまけたり、本をあげたりしていたと思います。
それなのに作品に使ってしまうなんて、店主の気持ちを踏みにじっていて憤りを感じました。
どうしても、その作品を作りたい気持ちがあったのか疑問に感じました。
上記のように1巻を読んで思いましたが、3巻で第6話の美大生が再登場します。
3巻 第17話 春の終わり
美大を卒業後、南太郎は道端美術院で講師となる。1年ぶりに古本屋「岡書房」を訪ねると、閉店していた。街を散策して帰ることにし、そのとき古本屋「十月堂」を見つける。
南太郎は、美大の卒業制作時のことを以下のように振り返ります。
あの店で仕入れた本を、縛って、破いて、メディウムで固めるのは、気持ちのいいもんじゃなかったけど、自分が進んでいる道に、自信が持てないことを認めるのが怖いから、あんまり深く考えないようにして突っ走ってた。
南太郎が卒業制作を振り返り、迷いから目を背けていたことを認めているのが印象的でした。
また、岡書房の店主や十月堂の店主の思いを聞いて、反省している点も良かった。
まとめ
古本屋「十月堂」を通して様々な人と本との出会いが描かれています。
自分が好きだと思う話が誰にでもある作品です。
あまり本を読まず、マンガばかり読んでいますが、この作品を読むと本が読みたくなります。
- 本好きな人
- 知らない本に出合いたい人
- 古本屋、本のことをもっと知りたい人
- 本と人との出会いが見たい人